出演者インタビュー⑦ 〜札内萌花編〜
出演者インタビュー7人目は、札内萌花（ふだうちもえか）さんです！
最強の女、“山下”を演じます。舞台での変身ぶりにあなたもびっくりするはず！
役名とお名前をお願いします。
はい！山下役の札内萌花です。
お願いします。
お願いしまーす！
普段は何をされているのですか？
普段は、事務所に所属して俳優として活動させていただいています。今は矯正をしてるので映像系のお仕事があんまりできなくて、自分で舞台のオーディションを受けたりだとか、演技の勉強をしたりだとか、しております。
なぜ、今回参加することが決まったのですか？
つるちゃん（鶴飼）が私にやって欲しい役があるということで、お声がけいただきまして。まずそのつるちゃんのことがめちゃくちゃ好きなので、参加を決めました（笑）
制作としても、舞台に関係しているお仕事をしてるっていう面でも、すごく尊敬してる部分があって。ちゃんと責任を持ってお仕事してるっていうイメージがあったので、つるちゃんが主催ということで、「あ、絶対楽しい」というのと、しっかりした企画なんだろうなって一瞬で思って、参加を決めました。
すごい、絶大な信頼が……。
（笑）そうなんです〜
もう、ほんとに演劇仲間っていうか、すごい信頼してます。
素敵な関係ですね。ツルのヒトコエは、札内さんから見てどんな座組ですか？
個性が強い！ですね〜（笑）演出家のトラヲさんに「変な人」って言われたけど、トラヲさんも変な人だし。私以外の人の方がキャラ強いから、「そんなばかな！」と思ってるんだけど（笑）
たいてい落ち着いた人がいるのに今回はいないから、逆にお互い距離感はかったり変に気使ったりなくて、最初から落ち着ける現場でした。
そんな制作の鶴飼さんの呼び声で集まったメンバーですが、これまでに鶴の一声をかけられた経験、エピソードはありますか？
初めて自分からオーディション受けて舞台に出演した時は、大人になっても演劇を続けようとは思っていなくて。でもそれをたまたま今の事務所のマネージャーさんが見にきてスカウトいただいて、俳優としてお仕事させていただくように繋がっていきました。
その時のマネージャーさんのお声がけが、鶴の一声でしたね。
ここからは作品についてお伺いします。
『望郷』で好きなシーン、注目して欲しいところはどこですか？
好きなのはやっぱり、ラストのきいろちゃんのシーンです。
影響を与える人間と与えられる人間がいて、受ける側と受けられる側な絶妙なバランスでみんな生きていってる。ちゃんとその影響を受けながらも自分を守っているきいろちゃんを、すごく感動的に描いているストーリーだと思っているので、そのきいろちゃんに影響をしっかり与えられる人間を演じられればなって思っています。
あとは終盤にいくにつれてキャラが濃くなっていくところとか、笑いのシーンとかも楽しんでいただきたいです。
役と自身を比較して、いかがですか？
私が演じる山下は、結構人前でもハッキリ意見を言ったり、みんなより上の立場だからプライドが高かったりして。なんかかんだ私も相手の意見を飲みながらも、「でもあたしはこうだけどね」みたいなプライド持ってたりだとか、若干あの、上から目線でいたりする時があるので、そういうところは自分に似てる部分を使いながら演じています。トラヲさんから「キャラクター化してくれ」って要望がきていたので、あんまり自分と寄せるっていう意識なく作ってたかも知れないけど、たぶん、似てるのかな？
いろいろやりたいことがあって、ちゃんとやりたいことを曲げずにやってるっていうのが似てるなーと思います。
だそうです。それ、書いてください（笑）
稽古場にいなかった時、代役の方が入っていましたよね。そのあと札内さんが演じる山下を見て、「はぁ！これが山下だ」ってすごく感じて
あはは（笑）嬉しい〜
魅力的な大人の女性みたいなものをすごく感じたので、普段の生活でも強い芯を持って生きてるのかなって思いました。
そうですね。確かに自分の意見はめちゃくちゃ強いし、誰と対する時も自分にちゃんと一貫性を持って人から話聞いたりしているので、そこはすごく演じやすかったかもしれないです。
作品のタイトル『望郷』にちなんで、あなたにとっての望郷はどこですか？
これから向かいたい先とか行きたい世界はいっぱいあるけど、やっぱり海外、特にニューヨークかな。みんな自分の生い立ちや今の考えを話すことになんの躊躇もないし、それに自信を持ってる人たちばっかりで、世界観がかなり変わりました。ミュージカルの上演や美術館も多くて、たくさんの文化に触れられるし。新しい、強い自分になれそうな、夢が全部叶う場所という印象があります。
最後に、お客様へメッセージをお願いします。
今回は脚本も演出も面白くて、個性的な役者さんが集まっています。それぞれ違う個性や能力、技術を持ってる方々と、お互いのまだ足りない部分を補いながら作品を作っているところです。若い力を見せれる俳優・脚本・演出だと思うので、私たちが表現したいものやエネルギーを存分に感じていただけたらなと思います。
本日はありがとうございました！
ありがとうございました〜
（司会進行・編集：白濵凪沙、伊藤大晃、鶴飼奈津美）
公演日時
2021年12月2日(木)〜5日 (日)
2日(木) 18:30
3日(金) 14:00｜18:30
4日(土) 14:00 | 18:30
5日(日) 12:00 | 16:00
開演30分前より受付開始・開場
チケット
一般：3,500円
U-25：2,500円
（当日券は前売り価格に各＋500円）
ご予約はこちらから（札内扱い）
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