出演者インタビュー⑤ 〜鹿内聡編〜

出演者インタビュー折り返しの5人目!
普段は脚本や演出の勉強をしている、鹿内聡(しかないさとる)さんです。
寺島とともに山下に使える男、"前沢"を演じます。
役名とお名前をお願いします。

はい。前沢役の鹿内 聡(しかない さとる)と申します。


普段は何をされているのですか?

日本大学芸術学部演劇学科の舞台構想コースというところで脚本を書いたり、演出をする勉強をしています。

公演のために書き下ろされた台本に役者として出るっていうのは……ほんとに高校生の時以来なんですよ。結構緊張してるんですけど、頑張りたいなって思ってます。


高校生の時は演劇部で演技をしていたんですか?

演劇部でやっていました。高校2年生ぐらいの時から演出ばっかやるようになって、演出も出演も自分でするみたいなこともありましたね。

でも、自分で手がけた作品以外に出演するのは、高2の時以来です。


なぜ、今回参加することが決まったのですか?

演出助手の山本さんからの連絡がきっかけですね。

僕、よく1人で平日に公園に行くんですけど、そしたらLINEがポンってきて。

「お、なんだろう」って思って見たら、「鹿内くん、今度鶴飼さん企画、虻蜂さん演出の舞台に出ることはできませんか」っていう風に聞かれたんですよ。

僕、今、すごくチャレンジしたい時期だったんですね。それで、二つ返事で「出ます」ってオーケー出しました。


ツルのヒトコエはどんな座組ですか?

僕は初めてご一緒する人が多いんですが、でもすごくあったかくて楽しいです。

みんなすっごい面白いなーって感じますし、だから頑張ろうって思ってます。


制作の鶴飼さんの呼び声で集まったメンバーですが、これまでに鶴の一声をかけられた経験、エピソードはありますか?

うぇ!?ちょっと考えていいですか。


ー熟考する鹿内くん

僕が演劇をやろうと思ったきっかけの一つは、高校演劇の大会で「君は芝居を続けた方がいいと思います」って言われたことなんですよ。

僕はあまり主体性がなくて、誰かから言われて何かを始めて、なんだかんだうまくいって続けてる、ってことが多いんですよね。そう意味では鶴の一声をいっぱい受けてるんじゃないかな、僕が自分で気づけてないだけで。

今自分を構成してものも、誰かから「鹿内くんはこういうのやった方がいいよ」って言われたからなのかなって思いますね。




ここからは作品についてお伺いします。
『望郷』で好きなシーン、注目してほしいところはどこですか?

今回の僕が演じる前沢っていうキャラは…なんと言うんでしょう。

作品の中で、変化のあるキャラクターなので、僕個人としてはその変化を見て欲しいですね。

座組としては、キャストみんなが作品を通して変化していっているんですよね。

僕、そういうの好きなんです。これから終盤のシーンを稽古していくんですけれど、みんなすごくて、普通に感動して泣いちゃうんじゃないかな、いつか。


役と自身を比較して、いかがですか?

僕、全然共通点ないかもって思ったんですけど、昨日の稽古で「うわー、これ自分に近いじゃんか」って感じたタイミングがありました。

僕演じる前沢役は、生意気というか、プライドが高いと思います。

僕は、プライドを自分をこうガッチガチ、ベットベトに固めてるタイプの人なので、自分と重ね合わせて考えることができました。結構僕自身と似てるんじゃないかなーって思います、前沢っていうキャラは。

そのキャラクターが作中にどう変化していくのかってとこですよね、見所は!


最後に、お客様へメッセージをお願いします。

すっごく面白い作品で、パワーと切なさに満ちた話なんじゃないかっていう風に僕は思います。素敵な劇場(劇場HOPE)でやるんで、沢山全身で浴びて帰って、ふるさとのことを思い出したりしてご飯とか食べて、友達と遊んでこの作品の観劇を通して、見てくださった方々の思い出になれればと思いますね。


(一同)笑笑

お楽しみに!


(一同)笑笑 はい、今日はありがとうございました。

ありがとうございましたー。


(司会進行・編集:白濵凪沙、大奈えり)

公演日時

2021年12月2日(木)〜5日 (日)

2日(木) 18:30

3日(金) 14:00|18:30

4日(土) 14:00 | 18:30

5日(日) 12:00 | 16:00

開演30分前より受付開始・開場


チケット

一般:3,500円

U-25:2,500円

(当日券は前売り価格に各+500円)


ご予約はこちらから

https://www.quartet-online.net/ticket/vol1boukyou?m=0sfijcg